【カップボード】パモウナと綾野の食器棚の比較・選び方
我が家は綾野製作所の食器棚を選びました。
この記事では、なぜ綾野を選んだか?
選んだ際に調べた食器棚のあれこれをご紹介します。
マンションで食器棚といえば、一番始めにインテリアオプションのカップボード(食器棚)をつけるかどうかで悩む方が多いと思います。
オプションのカップボードを選択するメリットは、
- キッチンユニットの面材と合わせやすく一体感が出る
- 入居時に設置されている
- 壁固定されるので地震対策が安心
だと思います。
デメリットは、
- 高額になりがち
- 検討期間が短い
といったところでしょうか。
ちなみに我が家がオプションのカップボードを選択しなかったのは値段が高かったことと、希望するサイズがなかったからです。
オプションで設置できる食器棚のサイズは90cm幅でしたが、38万円ぐらいしていました。
我が家はキッチン背面に洗面所と行き来するための引き戸がありますが、それを塞いで160cm幅の食器棚を置いています。
当時の綾野製作所のハイグレードモデルでしたが、それでも30万はしていません。
※詳しくはこちらの記事にて↓
パモウナと綾野はなにが違うの?
「パモウナ」と「綾野製作所」、食器棚を購入する際によく比較検討されるのがこの2社ではないでしょうか。
どちらもグレードごとに組み合わせ方やお値段もぜんぜん違いますが、ざっくり言うと
1.お値段はパモウナより綾野のほうが1.2~1.5倍ほどするようです。
2.コンセントの位置は、
パモウナ→天板部分真ん中に1ヶ所と家電収納部に1ヶ所の計2ヶ所
綾野→天板左右の端に2ヶ所・家電収納部に1ヶ所の計3ヶ所
※パモウナも現在はハイグレードシリーズは計3ヶ所のタイプがあるようです。
どんな家電を置くかで使い勝手は変わると思いますが、私は左側に湯沸かしポット、右側にトースターとコーヒーミルを置いているので天板の上のコンセントは3口必要です。
真ん中に1ヶ所だとタコ足配線になってコードの処理に困っていたかも?
3.蒸気対策の違い:調理家電から生じる熱や蒸気は、食器棚のオープンスペースにおける課題のひとつだそうです。
パモウナ→熱や蒸気に強いアルミ複合板
綾野→適湿化素材「モイス」
とそれぞれアプローチが違う様です。
綾野のモイスは10年使っていてこれでよかった!という実感は正直ない・・(._.)
けど、賃貸アパート時代に使っていた量販店の激安食器棚は2~3年で木がふやけて天板がゆがむわ引き出しがガタガタになるわで散々だったのを思い出すと、やはり調湿対策とか板の厚さとか大事なんでしょうね~!
比較表を作ってみましたが、どちらのメーカーもシリーズ(グレード)によってカウンターの高さや組み合わせ対応、奥行きなどそれぞれ違うので、先ずは自分が理想とする食器棚のカタチを決めてからメーカー・商品を決めていくことが大事なのかも。
パモウナ | 綾野製作所 | |
---|---|---|
シリーズ | 9種類 | 9種類 |
組み合わせ幅対応 | 10cmから | シリーズによって10cmか20cm |
カウンターの高さ | (シリーズにより違いあり) YCシリーズ 81cm カウンターワゴン 88cm FCシリーズ 85cm ハイカウンター 94cm 選べるパターン 84 / 93cm | (シリーズにより違いあり) ハイカウンター :約96cm ミドルハイカウンター:約91cm ミドルカウンター :約86cm |
奥行 | YCシリーズ 40cm カウンターワゴン 47cm その他(選べる) 45 / 50cm | AW/AK(エヴァンティ):47.8cm/55.3cm KN(キーノート) :48.5cm AU/AG(アデル) :50cm その他(選べる) :50cm/45cm |
カラー展開 | (シリーズにより違いあり) シリーズにより2~60色 | (シリーズにより違いあり) R(アリシア)のみ2色 他シリーズ64色or72色 |
理想のカタチとお値段の兼ね合い
正直パモウナも綾野も良い家具で、見た目もそんなには変わらないと思うのです。。
我が家が綾野にした理由は、夫が「上側キャビネットのアルミ製側板がかっこいいから!」という理由でした。
当時(10年前)はオープンカウンターの側面がこのタイプは綾野のカシータというモデルにしかなかったそうです。
夫は何かを買う時、徹底的に調べ上げるタイプです。食器棚に関しても業者ですか?っていうぐらい調べていました。
そんな彼が選んだものなので私は口出しせず。
でも今考えれば使うのほぼ私だしおかしくないか?と思いつつ、この食器棚は本当に使い勝手がいいので後悔はないのです^^;
作業台をとにかく広く使いたい、ゴミ箱も食器棚に入れ込む・開き戸ではなく引き戸にしたいなどの希望は伝えていたので組み合わせはそれを元に選びました。
今回記事にするに当たって私もいろいろ調べてみて、パモウナのハイモデルかっこいいな~と思ったし、お値段もかなり高額になってるなというイメージ。
ですから、自分が理想とする食器棚のカタチを決めてから迷いがあるなら、パモウナと綾野それぞれに見積もりを出してみるのがいいかもしれません。
食器棚の選び方
業者さん並みに調べた夫オススメの食器棚の選び方です。
まずはカタログを請求
まずはカタログを請求しましょう。WEBでも見れますが、カタログがあったほうが理解度が深まると思います。
組み合わせできるタイプの食器棚の選び方
我が家は綾野の食器棚なので綾野を基準にご紹介します。
・食器棚を置く場所の最大幅寸法を割り出す
・その最大幅寸法に収まる範囲で、
- 梁の有無(食器棚の高さに制限がでる)
- コンセントの位置(食器棚がコンセントを塞いでしまわないように)
- 冷蔵庫との隙間(放熱用に隙間を取る必要がある)
を加味しつつ、食器棚の幅寸法を決定する。
奥行を決めるうえでの注意点がふたつ
- 調理家電のサイズ
- キッチン通路幅の確保
1→オーブンレンジなどを置く場合、奥行き45cmでは足りない場合があるので注意
2→キッチン通路幅の確保を考える。理想は通路幅80cm
- 食器棚を置くスペースの天井高と、梁の有無を正確に把握する
- 食器棚の高さを天井高に合わせたい時は、「上置き」や「フィラー」と呼ばれるユニットで調整する
※ 上置き:天袋のような中に物を収納でき、中に耐震パネルを搭載
フィラー:収納スペースや耐震パネルなし、食器棚をすっきりと魅せることに特化
- ハイカウンター
- ハイミドルカウンター
- ミドルカウンター
ハイカウンターはパモウナは93cmか94cm、綾野は96cmとメーカー・シリーズによって高さが変わります。
綾野にはミドルハイカウンターという91cmのものもあります。
オープンカウンターや最初に決めた寸法幅に合わせたユニットを選んだりできます。
我が家は引き戸+オープンタイプです
幅に合わせたキャビネットの組み合わせを選びます。
我が家の場合は、
・60cmの引き出し+オープン
・60cmの4段引き出し
・40cmの家電収納+引き出し
の組み合わせで合計160cmになっています。
ここまで決まれば、あとは自分の思い描いた食器棚になるパーツを選んで商品を絞っていくだけです。
思い描いたサイズ、ユニットがないシリーズの商品は候補から外れるので、ある程度どのシリーズかが絞れるはずです。
綾野製作所と、パモウナの製品を比較してみて下さい。
あとは実際に家具屋さんに足を運んでいろいろ確認してみるといいかも。
引き出しの具合やカウンターの高さなどは是非確認したいポイントです。
店員さんに聞きたい事なども事前にリスト作ると何度もお店に足を運ばなくて済みます。
どんな使い方をしたいかイメージするのが大事
食器棚の選び方をざっと説明しました。
大事なポイントはキッチンでどんな使い方をしたいかイメージすることだと思います。
私が食器棚に求めたポイントをまとめます。
このポイントを元に夫がシリーズの中からユニットを選んで組み合わせました。
下側のキャビネットは設置の際に場所を変えることが可能です。
我が家も設置の際に引き出しとゴミ箱の位置を変更してもらいました。シンクの真後ろにゴミ箱があったほうが動線的に良いかも?となったからです。
次回の記事では我が家の食器棚の詳細をレビューしたいと思います。
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