綾野製作所の160cm食器棚をレビュー
前回の記事【カップボード】パモウナと綾野の食器棚の比較・選び方では、パモウナ・綾野製作所などの組み合わせを選ぶセミオーダーの食器棚の選び方を紹介しました。
10年前に選んだ食器棚は綾野製作所のカシータというシリーズ。
地元の家具屋さんで購入し、価格は28万円ほどでした。
オプションのカップボードほど高額にならないとはいえ大きなお買い物だし後悔はしたくないですよね。
今回の記事では我が家が購入し10年使用している綾野製作所の160cmの食器棚をレビューします。
ユニットの配置や動線など是非参考にして下さい(^^)
食器棚の選び方順にご紹介
前回の記事では食器棚の選び方をご紹介しました。
こちらに私の希望を夫に伝え、選んだものが我が家の食器棚です。
1.食器棚の幅:160cm
キッチン背面は冷蔵庫と食器棚だけ置きたいという希望があったので、収納量を重視して幅いっぱいの160cmにしました。
本来キッチンと洗面スペースを行き来する引き戸がありましたが、置ける食器棚の幅が90cmと小さい事に不満があったので引き戸はなかったことにしました!笑
コンセントが壁側面と冷蔵庫上にあったので、壁側は4cmほど隙間を空けています。
食器棚と冷蔵庫の間も放熱用に4cm空いています。
※必要な放熱スペースは冷蔵庫のメーカーや機種によって違いますが、側面に0.5~2cm、上部に5~30cmほどの隙間が推奨されているようです。
2.食器棚の奥行き:48.5cm
奥行きを決める時の注意点が以下ふたつ。
- 調理家電のサイズ(オーブンレンジなどで大きなものがはみ出ないか)
- キッチン通路幅の確保(理想は80cm)
調理家電のサイズに関しては、我が家はオプションでコンロ下にコンビネーションレンジを設置した為食器棚にレンジを置く予定はありませんでした。
10年前は高価格帯のオーブンレンジは奥行きが45cm以上あるイメージでしたが、今どきのオーブンレンジは奥行きが45cm未満のものが多いようです。家電が進化している!
ちなみに食器棚で48.5cmという奥行きは珍しくて、当時はカシータだけこのサイズでした。
現行モデルでいうとKN(キーノート)というシリーズのみ奥行き48.5cmです。他はほとんど45cm or 50cmです。
では奥行き50cmの食器棚だったら通路幅が狭かったと後悔していたか?と問われたら、答えはNOです。
我が家の通路幅は75cmほどですが、1.5cm減っても食洗機と食器棚の引き出しがぶつかることはないし、狭いと感じたことはありません。
我が家はキッチンに同時にふたり以上居ることがないからかもしれません(夫は家事しないのでw)
3.食器棚全体の高さ:207cm
食器棚全体の高さは207cmです。
(シリーズやユニットの組み合わせで高さは変わります)
我が家のキッチンの天井高はLDより低く、226cmほど。天井までの隙間は19cmです。
本来ここに、耐震パネルつきの上置きやフィラーを設置したかったのですが、当時は対応サイズがなかったので設置していません。
画像出典:ayanoWEBカタログ
現在は無印のかごを置いています。蓋付きのものが6個シンデレラフィットで置けました!
ただ、こちらは私は脚立を使わないと届かないので使用頻度が低いものしか入れていません。
(予備の水筒、紅茶ポット、イベントの時にしか使わないランチボックスとか)
あと地震対策としてはオススメできません。
我が家もかごをどかして家具転倒防止グッズを置くか検討中です。
4.カウンターの高さ:96cm(ハイカウンター)
ハイカウンターを選んだ理由↓
我が家の家具選びは大抵この感じ。。
ちなみに使い勝手はとても良いです。私は身長153cmですが使いづらいと思ったことはありません。
もしカウンターに炊飯器を置いたら使いづらいかも?我が家は炊飯器ないので(炊飯鍋でごはん炊いてます)想像ですが、、。
5.上側のキャビネット:引き戸+オープンタイプ
オープンカウンター+引き戸にすることによって、収納と作業スペースの課題をクリアしました。
引き戸は左側に毎日使う一軍のお皿やコップを、右側はもったいぶって普段使わない二軍のお皿や調理器具などを置いています。
三段で高さは変えられます。一番上の段は私には届くギリギリなので、BOX収納にしています。
オープンカウンターのバックパネルにはシルバーのメラミン化粧版の背板が使用されていましたが、イメージとなんとなく違うな?と私が後からマスキングテープを貼って黒にしました。
ayanoさんすみません
パックパネル部分にオプションでハンガー付きスパイストレイを付けました。キッチンペーパーが浮くのがお気に入りポイント!
6.下側のキャビネット:160cmになるように3つ組み合わせ
・60cmの引き出し+オープン
・60cmの4段引き出し
・40cmの家電収納+引き出し
の組み合わせで合計160cmになっています。
ゴミ箱は食器棚に入れ込む/蓋付きのものをふたつ
この条件は、賃貸アパート時代にゴミ箱の上のスペース空くのがもったいないなぁと思っていたからです。
蓋付きのものなら臭い対策になるかな?と。我が家はディスポーザーがありますが、玉ねぎの皮や卵の殻などやはりそこそこ生ゴミが出ます。
ゴミ箱が丸見えになりますが、ダストボックスワゴン(ゴミ箱の目隠し用ワゴン)に入れると、
1 ワゴン引き出す
2 蓋を開けて捨てる・蓋閉める
3 ワゴンを戻す
と、工程が増えるのが嫌だったのでシンプルなゴミ箱置けばいいやとこちらにしました。
引き出して使うつもりだったのでキャスター付き、ペダルを踏んで開閉できるものを選びましたが実際はほぼ手で開けています^^;
ペダルで開けると上にぶつかるんですよねw そしてもっと大きいものにすれば良かった。
でもなんだかんだ10年使ってます。
当初は生ゴミ用とプラゴミ用にふたつ使っていましたが、数年前に「プラごみは臭わないし貴重なキッチンスペースに置かなくてもいいのでは?」と考え、別の場所に移しました。
ちょうど、子供たちの水筒が大きくなってかさばる&水筒カバーなどの置き場所がなかったので無印の収納BOXにキャスターを付けて収納を増やすことに。
家電収納スライドには炊飯器ではないものが
最初は炊飯器を置くつもりでこのユニットにしましたが、実はずっとパンニーダー(パンをこねる機械)が鎮座しています。
ごはんはコンロをグレードUPしたおまけで付いてきた炊飯鍋で炊いています。炊飯器要らずだったので趣味のパンを捏ねるためのニーダーを置き早10年。おかげでこちら上側にモイスが付いているのに感想が書けない^^;
このような組み合わせになりました
10年経っても使い勝手が抜群に良い
10年、もうそんな経ったの?!とびっくりです。うちの食器棚10年も使ってたのか…!
ほぼ劣化や不具合なし。 毎日何度も開けてる引き出しがずっと滑らかに開いてそっと閉じてくれる。
この引き出しの滑らかさと軽さは、キッチンシンク側の引き出しをソフトクローズにしなかったおかげ?ですごく実感しています。
重いお鍋とか入っているから地味にストレス。オプションでソフトクローズつければ良かったよー!(そっち?)
賃貸アパート時代にやっつけで買った安い食器棚は2年くらいで引き出しがガタガタ、開き戸はちゃんと閉まらない、板が炊飯器の蒸気でふやけて歪むといったお手本のような駄目っぷりだったので、綾野製作所の食器棚の良さがとてもわかりやすいです。
もし購入を検討されてこちらのブログにたどり着いて来て下さった方がおられましたら、背中を押しちゃいます!!